英語表現

リンキング(リエゾン)パターン別に解説 あなたはなぜ聞き取れないのか?

あなたはフォニックスなどで正しい発音を学び、TOEICも800点超!しかし海外に出るとまったくといっていいほど音が聞き取れない。

 

努力して発音を覚えたのにバーで居合わせたアメリカ人が陽気に自分の仕事について話し始めてもさっぱりわからない。愛想笑いを崩すタイミングがわからず終始、口角を上げ続けていたことがあります。

 

結局、日本人の俺にはネイティブの言うことなんて理解できないのか。。努力が報われないなんてうんざりですよね。私もあなたと同じようないわゆる発音問題に直面していましたが、リエゾンを学習することで今では割かし聞き取れるようになってます。基本的な発音がわかる人なら、リエゾンを習得することで「ネイティブ同士の会話に割って入れる発音力」が手に入ります。

 

今すぐに、ネイティブがネイティブと話す時に使うリエゾンをマスターしたいというあなたに向けて解説していきます。今日からあなたも、違いのわかるノンネイティブになりましょう。

 

発音自体が苦手な方でも仕組みがわかるだけで、今まで聞き取れないものが聞き取れるようになります。

 

 

リエゾンを学ぶうえで知っておくべきこと

英語に限ったことではない

 

リエゾン・リンキングのテクニックを学ぶ前に抑えておきたいのが、「リエゾンは英語だけのものではなく、話し方全般について」ということです。日本語でも何語でもリンキングやリエゾンというのは存在します。

 

そもそもこの前提を押さえておかないといつまでたっても発音が聞き取れないです。また、ひとくくりにリンキングといっても全てのセンテンスを繋げるわけではありません。センテンスごとにきちんと息継ぎをしています。

 

他にも、強調したい箇所の前に一呼吸置くなど様々なパターンがあります。リンキング自体は言葉を「発音しやすいから」行われています。

 

日本人はリンキングを使わない

 

あたなは普通に話している状態だと日本語で音を連結させることはないでしょう。。日本人のあなたは「音の連結に慣れていない」ので英語のリンキングが聞き取れないのです。

 

なのでリンキングの仕組みを理解するのに、一度日本語で話す時に音を連結させてみることをオススメします。

 

例えば「ワレワレハ宇宙人ダ」というギャグを子供の頃によくやっていた方は多いのではないでしょうか。扇風機の前や喉に手をあてながら震えた声でやるのがはやってましたwゆっくり「ワーレーワーレーハーウーチューウージーンーダー」と言ってた当時は無意識のうちにリンキングできていたのかなーと思います。

 

日本語で感覚をつかむことができたら、英語における代表的なパターンを見ていきましょう。

 

上手に発音する方法

 

個人的にオススメなのは、「単語と単語のスペースを詰めて1つの単語として捉える」方法です。

 

例えば”Take it easy”というセンテンスは、”Takeiteasy”というようにがっちゃんこさせます。そうすると「テイク イット イージー」ではなく「テケティージー」のように音と音が合体します。

 

「単語」という概念があり「単語+単語」でセンテンスが形成されるという固定概念を取っ払い、すべて繋がっているようにみてみるとかなり発音しやすくなるのではないでしょうか。

 

音声変化のパターン

子音と母音が連続するパターン

 

リンキングとリエゾンはよく一緒の意味で使われますが、実はリエゾンはこの「子音」+「母音」のことを指しています。元々はフランスの言葉なので、フランスではよくこの音声変化というのが頻繁に起こるというわけです。英語のセンテンスでの具体例を見てみましょう。

 

“my name is”

 

「マイ ネーム イズ」ではありません。
「マイネーミズ」というような感じです。”e”が子音で、”i”が母音ですね。ちなみに前後のどちらのパターンもあり得ます。下記をみてみましょう。

 

“good afternoon”

 

「グッド アフタヌーン」ではなく「グダフタヌーン」になります。”d”が子音で”a”が母音という逆パターンですね。

以上のをみると結構基本的な言葉でもリンキングが起こっていることがわかります。

 

子音と子音が連結するパターン

 

次に、どちらも子音のパターンです。
この場合、リンキングが起こります。(ここでは「リエゾン」という表現は使いません)
「子音+子音」でリンキングが起きる時は、発音する時の口の形が似ているアルファベットが続きます。

 

なので当然tとtなど同じアルファベットはリンキングしやすいという特徴があります。

 

“get to”

「ゲット トゥー」ならぬ「ゲットゥー」です。
皆さんが学校で習ったのは「ゲット トゥー」ではないでしょうか。しかし実際には子音が同じであるため、ネイティブが話すとリンキングが発生します。

リンキングが発生すると「ゲットゥー」というようにカタカナでいう「ット」の部分が脱落してしまいます。

 

“next stage”

「ネクスト ステージ」は「ネクステージ」となりますね。
高校生の頃、よく”Next Stage”(ネクステージ)という英語の参考書を使っていました。これを最初に聞いた時には「商品名だからカッコつけてるんだな」と思っておりましたがとんだ思い違いでしたw
ちゃんとリンキングしている表現だったんですね。

 

母音と母音が連結するパターン

 

1語目の「最後の子音」が母音で、2語目の「最初の音」も母音である時、間の音節に”w”や”y”といった音が含まれることがあります。最初の単語の母音で、次にwとyどっちが来るのかを決まってきます。

 

間にwがある例

 

“get on”

 

例えは”go on”であれば「ゴー オン」ではなく「ゴゥウォン」のように”w”があるかのような聞こえ方をします。

 

間にyがある例

 

“he isn’t”

 

上記のように”y”が入るケースもあります。”y”の方がわかりづらいかもしれませn。

 

最初の単語の「最後の音」が”t”,”d”,”z”の子音で、2語目の最初の音が”y”パターン

 

t + y =ʧ

can`t you / want you / let you

 

d + y = ʤ

did you / would you / could you

 

z + y =ʒ

how`s your / where`s your / says you`re

 

want to = wanna / going to = gonna

 

どれも学校で習う基礎的な疑問文ですね。
使う頻度も多くなると思うので、定型文として覚えてしまった方がよいかもしれません。

 

まとめ

今回はリンキングという音声変化について解説しました。

 

通常の発音の習得ができているのに、ネイティブ同士の会話がワケワカメな人は目からウロコだったのではないでしょうか。

 

音声変化を聞き取れるようになるには「英語っていうのは音と音をつなげて話すことが多いんだ。めんどくさがり屋さんだな」という根底を理解することが大切だと思います。

 

そして今回知識としてインプットした音声変化変化パターンを何度も発音してみて、聞き取れるだけではなく自分自身のモノにしちゃってください!